元外資系サラリーマンの家賃年収「1億円」構築術

著書紹介

サラリーマン大家からのスタート

私は大学を卒業後の29年間、サラリーマンをしていました。サラリーマン時代はIBMとAT&TというIT企業に勤めていたので、ITを通じて社会の発展に貢献できたと思っています。仕事は、古い言い方でいう「猛烈サラリーマン」で、最年少取締役というスピード出世を果たしながらも、最終的には年下の上司からリストラ勧告を受けました。幸いなことに、サラリーマンの終盤3年間程度は、サラリーマンをしながら大家業もしていたこともあり、一家四人路頭に迷うことなく、次の道を選ぶことができました。
後半の人生は不動産をベースに生計を立てながら、自分の人生は自分でデザインしたい…そんな思いが強くなって51歳で独立、起業をしています。現在、不動産賃貸業を専業で取り組んでおり、ファミリーで40室、シングルで140室程度の物件を所有し、今も着々と物件数を増やしています。資産としては現在建築中の物件も含めて約25億円、年間家賃年収は2億4000万円。そこに到達できたのは、いろいろな巡り合わせにめぐまれ、沢山の教えをいただいたからです。

人生のデザイン

ここで私の人生設計、人生の目標についてお話します。あなたも「ご自分がどう生きていくか?」ということを考えていただければと思います。私は50歳を境目にして「前半はサラリーマン、後半はビジネスオーナーとしてやっていく!」と人生のデザインを決めました。それまでは、ごくごく普通のサラリーマンと同様に「私の人生はサラリーマンでまっとうするのだ」と考えていました。しかし、48歳のときに「80歳まで現役で生活をしたい」と意識した瞬間から、サラリーマンのまま80歳まで生きるのは、私の人生のデザインとしては無理である。やはり自分でビジネスオーナーとしてやっていく道を進むしかないと強く思ったの です。このときに何度も繰り返し読んだのが、ロバート・キヨサキ著『金持ち父さん 貧乏父さん』です。皆さんも読まれたことがあると思いますが、この本をいつも読みながら、「ああ、やはりこのままではダメだな」とたくさん考えて、次のチャートをつくりました。

チャート

これは2009年、私が48歳のときにつくった人生設計です。私の人生の設計としては「100歳までは生きます。それも生涯現役で生きたい」と考えています。そして20歳から80歳までの60年間を社会人としてデザインしています。前半はEmployee(サラリーマン)で、後半をビジネスオーナーとして生きることを48歳で決めています。47歳から52歳までの期間は「サラリーマンでありながらビジネスオーナーとしての立ち上げを主に行う!」とデザインしました。具体的にはサラリーマン大家をしながら、後半の飛躍に向けた準備をすると決めました。そのためには、次の3つが必要です。

・気持ちの余裕
・時間の余裕
・お金の余裕

この余裕を持つためにも、不動産投資に真剣に取り組んできました。当時、一生懸命考えてつくったチャートはものすごく大事なものです。いつも頭にイメージしながら、様々な判断をしています。私自身、独立してからも、サラリーマン大家の良さを実感しており、私と知り合ったサラリーマンの仲間たちにそれを順番に伝えています。「サラリーマン大家をする仲間をご支援すること」、これが今の私の主な仕事…、仕事と言ったらおかしいのですが、「仲間の大家業スタート」のご協力をしています。2013年は19人の仲間がサラリーマン大家としてスタートして、2014年も20人強、2015年には30人、合計70人メンバーがサラリーマンとして大家業をスタートしています。この本を読んでいただいた皆さまの中で、「一緒にやりたい」と思ってくださる方がいらっしゃるとすごくうれしいです。

物件選びが成功の決め手

詳しくは本書に譲りますが、不動産投資では物件選びが成功の決め手となります。そして、私が考えるに物件選びでは情報、人脈が命です。そのためにも出会いを大切にしていけたらと考えています。あなたがこのページを見てくださったのも貴重な出会いです。あなたが「今後の人生をより良い豊かに、より充実したものにしたい」と願うのであれば、どうぞ「元外資系サラリーマンの家賃年収1億円構築術」をお読みください。

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